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診療報酬ファクタリングとは|診療報酬債権を早期現金化する仕組みとメリット・注意点を解説

ファクタリングは一般的に「売掛債権の譲渡・売却」として認知されていますが、診療報酬債権を対象とした「診療報酬ファクタリング」というサービスも存在します。診療報酬債権は、通常回収するまでに2~3ヶ月程度かかります。しかし、診療報酬ファクタリングを利用すれば、2~3ヶ月待たずとも現金の回収が可能です。

この記事では、診療報酬ファクタリングの仕組みやメリット・注意点を解説します。買取ファクタリングとの違いや、診療報酬ファクタリングが必要とされる理由も解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

・診療報酬の入金までのタイムラグにお悩みの方
・診療報酬ファクタリングの仕組みやメリットを知りたい方
・急な設備投資や人件費の支払いを早めたい医療機関の経営者の方

これらの項目に少しでも心当たりのある方は、ぜひ最後までお読みください。
近年は、診療報酬ファクタリングに加え、「でん さい(電子記録債権)」を活用した資金調達方法や、ネット完結型のスピード対応サービスも増えています。「一時的に資金が足りず返せないかもしれない…」という不安を抱える前に、柔軟かつ信頼できる資金調達の仕組みを知ることで、経営リスクを軽減することが可能です。大切な事業を守るためにも、まずは情報を正しく知ることから始めましょう。

診療報酬ファクタリングとは

診療報酬ファクタリングとは「診療報酬債権」を買取対象としたファクタリングであり、医療ファクタリングの一部です。診療報酬債権をファクタリング業者へ譲渡・売却することで、診療報酬債権を決済日前に現金化できます。

診療報酬ファクタリングの利用は、診療報酬債権を所有していることが必須条件。そのため、対象機関は病院やクリニックになります。

その他、医療ファクタリングには、介護報酬債権を対象とした「介護報酬ファクタリング」や調剤報酬債権を対象とした「調剤報酬ファクタリング」があります。

<医療ファクタリング>
・診療報酬ファクタリング - 病院やクリニックが対象
・介護報酬ファクタリング - 介護施設が対象
・調剤報酬ファクタリング - 調剤薬局が対象

診療報酬債権の支払いの流れ

診療報酬ファクタリングの仕組みを解説する前に、通常の診療報酬債権の支払いの流れを軽くおさらいしておきましょう。

  1. 診療日に、患者から診療報酬の一部を受け取る
  2. 診療報酬明細書(レセプト)を審査支払機関に提出する
  3. 審査支払機関で審査をし、2~3ヶ月後に残りの診療報酬債額が支払われる

通常、診療報酬債権は上記の流れで回収されます。

まず診療日に、患者から直接診療報酬の一部(70歳未満は自己負担3割)が支払われます。
ここで、残りの7割(公的負担)が診療報酬債権として発生。

月末に1ヶ月分の診療報酬債権を審査支払機関へ提出し、診療報酬の支払いを請求します。

審査支払機関である国民健康保険団体連合(国保蓮)や社会保険診療報酬支払基金(社保)は、診療報酬明細書(レセプト)をもとに審査を実施。

審査で問題なく処理されれば、約2~3ヶ月後に国保連や社保から公的負担額の支払いが行われる、という流れです。

医療機関は、国保連・社保へ公的負担の請求をしますが、一旦審査を行う仕組み上、支払いを受けるのは約2~3ヶ月後になるのが一般的です。請求しても、すぐには入金されない点に注意が必要でしょう。

診療報酬ファクタリングの仕組み

上で説明した通り、診療報酬債権が発生してから債権を回収するまでには、約2~3ヶ月のタイムラグが生じます。診療報酬ファクタリングは、診療報酬債権の早期現金化が可能であり、このタイムラグを解消できます。診療報酬ファクタリングの流れは以下の通り。

  1. 診療報酬ファクタリングの申し込みを行う
  2. 国保連・社保へファクタリング通知が行われる
  3. 診療報酬債権の8割がファクタリング業者から医療機関に支払われる
  4. 医療機関は国保連・社保へレセプトを提出し、診療報酬を請求する
  5. 審査終了後、国保連・社保からファクタリング業者へ診療報酬が支払われる
  6. ファクタリング業者から医療機関へ残額-手数料が支払われる

診療報酬ファクタリングを利用する場合、ファクタリング業者への申し込みと同時に、売掛先である国保連や社保へファクタリング利用の通知が行われます。

ファクタリング契約締結後は、ファクタリング業者から医療機関へ診療報酬債権の8割が支払われます。

医療機関は、通常通りのタイミングで国保連や社保へレセプトを提出し、診療報酬の支払いを請求します。

レセプトの提出を受け、国保連や社保は診療報酬の審査を実施。審査により診療報酬額が確定した後に、国保連や社保からファクタリング業者へ診療報酬額が支払われます。

診療報酬の支払いを受けたファクタリング業者は、1回目に支払った額と手数料を差し引いた金額を医療機関へ支払い、取引は完了します。

なお、診療報酬ファクタリングは、3社間ファクタリングが原則です。国保連や社保から承諾を得られなければ利用できません。

買取ファクタリングとの違い

上で解説したように、診療報酬ファクタリングは原則「3社間ファクタリング」で行われます。しかし、通常の買取ファクタリングで行う3社間ファクタリングとは、異なる点が2つあるため注意が必要です。

買取ファクタリングと診療報酬ファクタリングは、
・対象となる債権の種類
・買取金額が支払われるタイミングと回数
この2点に違いがあります。

買取ファクタリングが「売掛債権」を対象としているのに対し、診療報酬ファクタリングは「診療報酬債権」が対象となります。

また、買取ファクタリングは、ファクタリング契約締結後、1回で買取額の支払いを行います。対し、診療報酬ファクタリングは「支払いが2回に分けられている」点が特徴的。

これは、審査支払機関による審査を実施した後に、診療報酬額が確定することが関与しています。審査により診療報酬額が変動する可能性があるため、審査前の支払いは8割にとどめられているのです。審査により診療報酬額が確定した後に、残額から手数料を差し引いた金額が入金されるという仕組みとなります。この2点は買取ファクタリングとは異なるため、理解しておきましょう。

診療報酬ファクタリングが利用されるワケ

医療機関は通院歴が比較的長い方も多く、定期的な収入があり、経営が安定しているように見えるかもしれません。そのため「医療機関にファクタリングなんて必要なの?」「診療ファクタリングを利用する必要あるの?」と思う方もいらっしゃるかと思います。

ここでは、診療報酬ファクタリングが利用されるワケを、医療機関の支出面と収入面の視点から解説します。

医療機関は支出が多い

医療機関は、比較的支出の多い業界です。そのため、安定した収入があっても収支のバランス次第で、資金繰りが悪化することもあるのです。

医療機関に支出が多い理由として、以下の2つが挙げられます。

  1. 固定費が高額になりやすい
  2. 設備や人材育成への投資が必要

ひとつずつ詳細を見てみましょう。

1,固定費が高額になりやすい

医療機関は、固定費が高額になりやすいです。

入院患者を受け入れている病院の場合、24時間365日稼働しなければなりません。生命維持のために、常時医療機器をはずせない患者もいるでしょう。その間の光熱費はもちろん、数多くのメディカルスタッフへの給料も必要です。特に、医師の給料は数千万と高額。

また、薬剤購入費や医療機器のリース費、シーツ交換のためのリネン費なども生じます。どれも医療を提供する上で必要不可欠であり、節約できるものが少ないという特徴があります。

2,設備や人材育成への投資が必要

医療機関は、設備や人材育成のための投資費用が高額です。

医療技術や治療知見は、日々発展しています。患者へより良い治療を施すには、メディカルスタッフへの教育や最新の医療機器の導入は欠かせません。勉強会や研修への参加、医療機器の導入にも費用はかかるため、定期的な支出は避けられないでしょう。

医療機関は収入の柱が少ない

支出が多くても収入が安定していれば、資金繰りは安定するでしょう。しかし、医療機関は収入の柱が多いとは言えず、資金繰り問題を抱えることも珍しくありません。

医療機関の収入の柱が少ない理由は、以下の2つです。

  1. 医療機関の収入源は診療報酬債権のみ
  2. 簡単に病床数を増やせない

1,医療機関の収入源は診療報酬債権のみ

医療機関の収入源は、基本的に診療報酬債権のみです。

医療機関は、株式会社のように株式を発行したり、投資家から支援をしてもらったりすることができません。そのため、診療報酬債権が主な収入の柱となります。診療報酬債権は、ほぼ確実に回収できますが、回収までに約2~3ヶ月と比較的長い時間が必要です。その間にも固定費の支払いがあるため、資金繰りは逼迫しやすいでしょう。

2,簡単に病床数を増やせない

医療機関は、病床数を簡単に増やせないという問題もあります。

収入源が診療報酬債権しかないのであれば、病床数を増やすことで収益を上げる施策を考えるかもしれません。しかし、病院が増床するためには、都道府県知事の許可が必要です。都道府県知事の許可は簡単に得られるものでもないため、簡単に増床することもできません。収入を増やそうにも増やせない、という課題もあるのです。

診療報酬ファクタリングは医療機関の資金繰りを改善できる

医療機関は、毎月の支出が高額になりやすいです。しかし、収入の柱が少なく、診療報酬債権の回収にも時間がかかるため、資金繰りに難渋する医療機関も少なくありません。
そこで、診療報酬債権の譲渡・売却である「診療報酬ファクタリング」を活用すれば、診療報酬債権の早期現金化が可能。診療報酬ファクタリングは、医療機関の資金繰り改善の糸口になると言えるでしょう。

診療報酬ファクタリングの手数料相場

診療報酬ファクタリングの手数料相場は、1%未満~2%程度です。

買取ファクタリングの場合、1~30%が手数料相場。買取ファクタリングと比較すると、診療報酬ファクタリングは非常に安い手数料で利用できます。

診療報酬ファクタリングの手数料が安い理由

「ファクタリングの手数料は高い」と言われがちですが、診療報酬ファクタリングに限り、手数料は比較的格安となります。ここでは、なぜ診療報酬ファクタリングの手数料は安いのか、その理由を解説します。

診療報酬ファクタリングの手数料が安い理由は、以下の2つになります。

  1. 診療報酬債権はほぼ確実に回収できる
  2. 原則3社間ファクタリング

1,診療報酬債権はほぼ確実に回収できる

診療報酬ファクタリングの手数料が安い理由の一つに、診療報酬債権がほぼ確実に回収できるものであることが挙げられます。

ファクタリングは、原則償還請求権のない契約。売掛先(支払審査機関)が支払いをできなくなった場合、ファクタリング業者は利用者(医療機関)に支払いを求めることができません。そのため、ファクタリングでは、売掛先の信用度や経営状態が重要視されます。

診療報酬債権の支払いは国保連や社保など国の機関が行うため、信用度は非常に高いです。倒産リスクの心配も無用であれば、診療報酬の未払いの心配もありません。

ほぼ確実に診療報酬の回収ができるため、手数料も安くなっています。

2,原則3社間ファクタリング

診療報酬ファクタリングの手数料が安い理由は、診療報酬ファクタリングが原則3社間ファクタリングだからです。

3社間ファクタリングは、売掛先もファクタリング契約に参加するファクタリング方式。そのため、診療報酬の支払いは、支払審査機関からファクタリング業者へ直接行われます。医療機関を経由することなく、直接支払いを受けられるため、診療報酬の持ち逃げリスクがありません。ファクタリング業者にとって、リスクの低い取引となるため、手数料も安くなっているのです。

診療報酬ファクタリングのメリット

診療報酬ファクタリングには、以下の4つのメリットがあります。

  1. 低手数料で早期現金化できる
  2. 審査通過しやすい
  3. 融資審査への悪影響がない
  4. 投資資金を準備できる

1,低手数料で早期現金化できる

診療報酬ファクタリングは、低手数料で診療報酬債権の早期現金化ができます。

通常、診療報酬債権の回収には約2~3ヶ月の時間を要するのが一般的。診療報酬債権を回収するまでの間にも、月々の支払いはしなければならず、資金繰りは逼迫しかねません。買取ファクタリングでは、早期現金化に1~30%の手数料が発生します。そのため、手数料分の損金が大きいという点が、デメリットになるでしょう。

しかし、診療報酬ファクタリングは、国保連や社保という信用度が高い機関との取引であり、手数料は1%未満~2%程度。手数料による損金を抑えながら、診療報酬債権の8割を最短3日~1週間程度で現金化できます。低手数料で早期現金化が可能であるため、医療機関の資金繰り改善に役立つでしょう。

2,審査通過しやすい

診療報酬ファクタリングは、審査通過しやすいという特徴もあります。

買取ファクタリングも審査通過しやすい傾向にありますが、診療報酬ファクタリングはより利用ハードルは低いです。なぜなら、売掛先が公的機関だから。診療報酬債権をほぼ確実に回収できるため、ファクタリング業者も審査を落とすことはほぼありません。

開業して間もない医療機関や、経営が傾いている医療機関の場合、銀行融資に断られてしまうことも少なくありません。そのような状況でも、診療報酬ファクタリングなら利用できる可能性は高く、必要な資金を調達できるでしょう。

3,融資審査への悪影響がない

診療報酬ファクタリングは、融資審査へ悪影響を与えません。

診療報酬ファクタリングは、あくまで「診療報酬債権の譲渡・売却」であり、借入にはなりません。負債を抱えることなく資金を得ることができるため、オフバランス効果もあるのです。スリム化した賃借対照表は、非常に見栄えが良いもの。銀行融資の審査に悪影響を与えないだけでなく、審査に有利に働くことにも期待できるでしょう。

銀行融資などの借入を断られてしまった医療機関は、まず診療報酬ファクタリングで地盤を固めるのもおすすめです。

4,投資資金を準備できる

診療報酬ファクタリングを活用すれば、投資資金の準備も可能です。

診療報酬ファクタリングは、資金使途に制限がありません。早期現金化した資金は、医療機関の自由に活用できます。融資などの借入は資金使途の制限が厳しく、審査時に答えた使途以外で資金を使った場合、契約違反となります。違約金の支払いや早期返済を要求されることもあるため、注意が必要。

対し、診療報酬ファクタリングで早期現金化した資金は、何に使っても問題ありません。月々の支払いに充てるのも良いですし、投資資金に活用するのも良いでしょう。人材教育や最新機器の導入などに、早期から投資できるため、より良い医療の提供の一助になると言っても過言ではありません。

診療報酬ファクタリングの注意点

低手数料かつ迅速に、資金使途の制限がない資金を調達できる診療報酬ファクタリング。非常に有用であり、医療機関の資金繰り改善効果が期待できるサービスです。

しかし、診療報ファクタリングには、以下の2つの注意点も存在します。

  1. 債権額の全額の資金調達は不可
  2. 継続利用してしまうリスクがある

注意点を知らないと、資金繰りを悪化させてしまう可能性もあるので、しっかりと把握しておきましょう。

1,債権額の全額の資金調達は不可

診療報酬ファクタリングでは、債権額の全額を調達することはできません。

診療報酬ファクタリングで早期現金化できるのは、診療報酬債権額の8割。残りの2割は、通常通りの期日を迎えるまでは現金化できません。さらに、その2割から手数料が差し引かれるため、本来受け取れるはずの金額より必ず少なくなります。

全額が早期現金化できるわけではないので、注意しましょう。

2,継続利用してしまうリスクがある

診療報酬ファクタリングは、一度利用すると継続利用してしまうリスクがあります。

診療報酬ファクタリングは、あくまで「診療報酬の先払い」です。診療報酬債権の早期現金化ができますが、これは本来2~3ヶ月後に入る予定だった金額を先に受け取っているということ。つまり、診療報酬ファクタリングで受取を1ヶ月早めた場合、次回の受取は3~4ヶ月後になります。次回の決済日を待てずに、継続利用してしまうリスクがあるでしょう。

診療報酬ファクタリングの手数料は安いとは言え、過剰な継続利用は確実に資金繰りを悪化させます。診療報酬ファクタリングを利用すれば、資金繰りを改善できますが、これはあくまで一時的なものです。利用する際は計画的かつ、資金繰りを改善させた後の施策を考えておく必要があるでしょう。

診療報酬ファクタリング対応!おすすめ会社TOP5

診療報酬ファクタリングを提供している信頼性の高いファクタリング会社をご紹介します。借入“なし”で資金調達できる独自の方法として、医療機関や個人事業主、開業医・フリーランスドクターの間で注目を集めています。
ファクタリングの仕組みは、診療報酬などの入金前の債権(でん さい含む)をファクタリング会社が買い取り、早期に現金化するというもの。借入ではないため、将来的に「返せるか不安」という悩みも軽減でき、信用情報への影響もありません。最近では、土曜日や祝日でも対応可能なサービスや、完全オンラインで完結できる利便性の高い会社も登場。当サイトでは、大手から地域密着型まで、各社の手数料・入金スピード・対応金額・対象業種などを一覧で比較できるようにしています。
もちろん、ファクタリングにはメリット・デメリットがあります。手続きのスピードや審査の柔軟さは大きな魅力ですが、一定の手数料や書類提出が必要な場合もあるため、サービス内容をしっかり仕分けし、自分に合った会社を選ぶことが大切です。

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ファクタリング業者 利用可能金額 買取手数料 入金速度 個人事業主
ビートレーディング 無制限 2%~12% 最短2時間 可能
ベストファクター 30万円~1億円 2%~20% 最短即日 可能
カイポケ早期入金 非公開 0.8% 最短5営業日 非公開
三共サービス 50万円~3000万円 1.5%~ 最短5営業日 不可
リコーリース 非公開 非公開 最短10日 非公開

ビートレーティング

ビートレーティング
ビートレーティングは、個人事業主でも利用可能なファクタリング業者で、手数料2%〜・最短12時間の入金といったスピード感が魅力です。買取実績も10万円〜7億円と幅広く、審査通過率は98%と高水準。東京・仙台・大阪・福岡の4拠点に店舗があり、対面・出張・郵送での契約手続きが可能です。
ただし、手数料の上限が明示されていない点や、売掛先が法人でなければ利用できない点には注意が必要です。また、完全オンラインでの契約は不可のため、遠方にお住まいの方は手続きにやや時間を要することもあります。
近隣に店舗がある方や、法人取引の売掛金を早期に資金化したい方にとっては、有力な選択肢のひとつと言えるでしょう。

会社名 株式会社ビートレーディング
代表者名 佐々木 英世
所在地 【東京本社】
〒105-0012 東京都港区芝大門一丁目2-18 野依ビル 3階・4階
【名古屋支店】
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄二丁目4-1 広小路栄ビルディング5階
【仙台支店】
〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町一丁目12-7 三共仙台ビル3階
【大阪支店】
〒530-0027 大阪府大阪市北区堂山町1-5 三共梅田ビル9階
【福岡支店】
〒812-0013 福岡県福岡市博多区博多駅東一丁目1-33 はかた近代ビル8階
電話番号 0120-307-032
FAX番号 03-3431-5630
営業時間 平日 9:30〜18:00(土日祝休)
設立 平成24年4月
入金速度 最短2時間
審査通過率 非公開
手数料 2%~12%
契約方法 オンライン完結型
書面契約
利用対象者 法人
個人事業主
利用可能額 無制限
債権譲渡登記 不要
2社間ファクタリング 可能
オンライン契約 不可
必要書類 成因資料(請求書、注文書、契約書など)
通帳コピー
ビートレーディングの特徴
  • ・手数料は2%〜と低水準
    ・10万円〜7億円までの買取実績
    ・審査通過率は98%と非常に高い
    ・東京・仙台・大阪・福岡に店舗あり

ベストファクター

ベストファクター
ベストファクターは、個人事業主でも利用可能なファクタリング業者で、スピーディーな資金調達と低手数料が魅力です。最短1日での資金化が可能で、手数料は2%~と業界最安水準。2社間ファクタリングを採用しているため、取引先に利用が知られる心配もありません。さらに、万が一売掛金が回収できなかった場合でも、利用者への賠償請求がない安心設計となっています。
一方で、注意点もあります。2017年設立のため社歴が短いこと、最低利用額が20万円と少額債権には対応していないこと、オンライン完結ができず面談が必要な点は事前に確認が必要です。そのため、即日対応よりも利便性を重視する方には向かないケースもあるでしょう。
他社の審査に落ちた場合や、手数料を抑えたい方には、選択肢のひとつとして検討する価値のあるファクタリング業者です。

会社名 株式会社アレシア
代表者名 班目 祐樹
所在地 〒163-1524 東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー24階
電話番号 0120-765-021
FAX番号 非公開
営業時間 平日 10:00〜19:00(土日祝休)
設立 2017年1月
入金速度 最短即日
審査通過率 92.2%
手数料 2%~20%
契約方法 オンライン完結型
書面契約
利用対象者 法人
個人事業主
利用可能額 30万円~1億円
債権譲渡登記 不要
2社間ファクタリング 可能
オンライン契約 可能
必要書類 身分証明書
通帳コピー
請求書
取引先との契約関連書類
ベストファクターの特徴
  • ・個人事業主でも利用可能
    ・最短1日で資金調達が可能
    ・手数料は2%〜と業界最安水準
    ・2社間ファクタリングを採用(取引先に知られにくい)
    ・審査通過率は92.25%

カイポケ早期入金

カイポケ早期入金
カイポケ早期入金サービスは、東証プライム市場上場企業の100%子会社である株式会社エス・エム・エスフィナンシャルサービスが提供する、診療報酬特化型の資金調達サービスです。長年にわたり医療・介護・福祉分野でサービスを展開してきた実績を持ち、安心してご利用いただけます。最大の特長は、業界最安水準の手数料(0.8%~)と、煩雑な審査や手続きが不要な点。契約はシンプルで、最低利用期間は3ヶ月、解約手数料も不要なため、短期間の利用にも柔軟に対応可能です。カイポケを利用していない法人や開業直後の事業者様でも利用可能で、幅広い医療・介護サービスに対応しています。在宅系では訪問診療・看護・リハビリ、居宅療養管理指導、訪問歯科などに、施設系では外来・入院診療や検査、処方箋業務などに対応。調剤報酬や医療機器貸与、特例対応などにも利用されており、医療・介護事業者のキャッシュフロー改善に貢献しています。最短で診療報酬を1.5ヶ月前倒しで資金化でき、タイムラグによる資金繰りリスクを軽減できます。
スピード・信頼性・柔軟性を兼ね備えたサービスとして、多くの医療機関・介護事業者に選ばれています。

会社名 株式会社エス・エム・エス
代表者名 後藤 夏樹
所在地 東京都港区芝公園2-11-1 住友不動産芝公園タワー
電話番号 0120-901-145
FAX番号 非公開
営業時間 平日 9:00〜18:00(土日祝休)
設立 2003年4月4日
入金速度 最短5営業日
審査通過率 非公開
手数料 0.8%
契約方法 オンライン
利用対象者 法人
利用可能額 非公開
債権譲渡登記 非公開
2社間ファクタリング 非公開
オンライン契約 可能
必要書類 ファクタリング契約書、印鑑証明書
早期入金サービス申込書
債権譲渡通知書
登記簿謄本
カイポケ早期入金の特徴
  • ・オンラインで手続き
    ・0.8%という手数料の安さが魅力
    ・解約手数料もかからない
    ・最低利用期間も3か月
    ・カイポケを利用していない介護事業者様でもOK

三共サービス

三共サービス
三共サービスは、創業18年・年間1,500件以上の申し込み実績を誇る、信頼と実績のあるファクタリング会社です。元銀行員やノンバンク出身のスタッフが多数在籍しており、金融業界に精通した専門チームが、企業の経営状況に応じた最適な資金調達をサポートします。
本社は東京にありますが、FAX・郵送・メールなどを活用し、日本全国の企業に対応可能。遠方の方でも安心して利用できます。
申し込みから最短翌日に資金化が可能なスピード対応も魅力です。業界トップクラスの低手数料でサービスを提供しており、コンサルティングも含めてコストパフォーマンスに優れています。一度のファクタリングで資金繰りや経営改善まで見据える支援が特徴で、その分審査はやや厳しめですが、より質の高いサービスを提供しています。さらに現在、初回の事務手数料が無料になるキャンペーンや、他社からの乗り換え割引なども実施中。ファクタリングが初めての方にもおすすめできる、信頼性の高いサービスです。

         

会社名 株式会社三共サービス
代表者名 飯村 雅
所在地 〒101-0047 東京都千代田区内神田2丁目16-11 内神田渋谷ビル 402
電話番号 03-3830-0919
0120-43-4140(問い合わせ)
FAX番号 03-3830-0979
営業時間 9:00~19:00(土日・祝除く)
設立 2001年7月
入金速度 最短5営業日
審査通過率 非公開
手数料 1.5%~
契約方法 対面・郵送
利用対象者 法人
利用可能額 50万円~3000万円
債権譲渡登記 非公開
2社間ファクタリング 可能
オンライン契約 不可
必要書類 身分証明書(免許証・パスポートなど顔写真付きのもの)、会社謄本(履歴事項全部証明書)コピーでも可
         
決算書(直近2期分)、会社謄本(履歴事項全部証明書2通)
成因資料(契約書・納品書・注文書・発注書など)
入出金の通帳・当座勘定表・小切手帳・手形帳(当座をお持ちの場合)
納税証明書
社判・実印、印鑑証明(買取先の件数により変わります)
売掛先への請求書
三共サービスの特徴
  • ・ファクタリングが初めての方、初回事務手数料無料
    ・創業18年の安心と実績
    ・日本全国幅広く対応
    ・業界最安の料金体系
    ・他社乗り換えキャンペーン実施

リコーリース

リコーリース
信頼と実績のリコーグループが運営する、介護・障がい福祉事業者向けファクタリングサービス。
東証プライム市場に上場するリコーグループが提供するこのサービスは、介護報酬・自立支援給付費・診療報酬・調剤報酬など幅広い債権に対応しており、現場の資金繰りを力強くサポートします。通常2ヶ月ほどかかる国保連からの報酬支払いを、最大1.5ヶ月早く資金化できるため、運転資金や人件費への対応がスムーズに。初期審査料・更新料は0円、契約期間中のコスト負担も少なく、キャッシュフロー改善に役立ちます。新設法人や開業直後の事業者でも利用可能で、現在使用中の介護ソフトをそのまま利用できる柔軟な対応も魅力。「借入に頼らず、迅速・確実に資金調達したい」――そんな事業者様に最適なサービスです。

会社名 リコーリース株式会社
代表者名 中村 徳晴
所在地 〒105-7119 東京都港区東新橋1-5-2汐留シティセンター19階
電話番号 0120-727-702(新規)
0120–138-550(利用者)
03–6204-0673(利用者)
(03)6204-0700
FAX番号 非公開
営業時間 9:00 – 17:00(土日祝日除く)
設立 1976年(昭和51年)12月
入金速度 最短10日
審査通過率 非公開
手数料 非公開
契約方法 郵送
FAX
訪問
利用対象者 非公開
利用可能額 非公開
債権譲渡登記 非公開
2社間ファクタリング 不可能
オンライン契約 非公開
必要書類 非公開
リコーリースの特徴
  • ・初期費用0円
    ・訪問OK
    ・毎年の更新料も0円
    ・少額から利用可能
    ・対応エリア 日本全国対応可能

まとめ:診療報酬ファクタリングは医療機関の資金繰り改善に期待できる

この記事では、診療報酬ファクタリングの仕組みとメリット・注意点を解説しました。
診療報酬ファクタリングは、診療報酬債権を買取対象としたファクタリングです。買取ファクタリングとの違いは、支払いが2回に分けられていることであり、他は3社間ファクタリングとほぼ同様のサービス内容となります。
診療報酬ファクタリングを活用すれば、通常2~3ヶ月かかる診療報酬債権の回収を、最短3日~1週間程度に短縮できます。資金繰り改善や投資資金の準備などのメリットがある反面、頻回利用には注意も必要。診療報酬ファクタリングを利用する際には、計画的かつ、資金繰り改善後の施策を考えることが大事です。

医療機関は、光熱費・人件費・薬剤費などの固定費が高額で、設備や人材育成への継続的な投資も必要です。一方で、収入源はほとんどが診療報酬債権に限定され、2〜3ヶ月後の入金まで資金が返せないケースも起こりがちです。加えて、病床を増やすには都道府県の許可が必要なため、独自の収益拡大策が取りづらいという制約もあります。
そんな中、診療報酬ファクタリングは、売掛金を早期に現金化できる有効な資金調達手段です。借入ではなく売却なので、信用情報に影響せず、個人クリニックや小規模事業者でも柔軟に利用可能です。最近では、土曜日も対応可能な業者やネット完結型のサービスも増えており、利便性も向上しています。資金繰りに不安を抱える医療機関にとって、独自のタイミングで現金化できる柔軟性のある手段と言えるでしょう。

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