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金銭取引を行う際には、利用者が金融機関を訪れて対面で面談や契約を行うのが一般的です。対面で面談を行うことで、利用者の人となりや経営状況を判断することができるため、審査においても非常に重要な工程となります。対し、ファクタリングは利用者の信用情報を重要視しない性質上「来店不要」でも利用可能です。来店不要で資金調達できるため利便性に優れますが「危険ではないのか？騙されたりしないか？」等、リスクに感じる方もいるのではないでしょうか。この記事では、来店不要のファクタリングについて、危険性の有無とメリットや注意点を解説します。
資金調達をする際、利用者が金融機関を訪れて面談や契約を行うのが一般的です。銀行融資など審査が厳しい金融商品の場合、複数回来店することも珍しくありません。これは、対面で面談することで、利用者の人となりを判断したり、詳細な事業計画を聴取したりする必要があるから。対し、ファクタリングの審査では「売掛先の信用度」が重要であり、利用者の信用度は重要視されません。つまり、ファクタリングを利用する際には、利用者に関する詳細な審査を行う必要がないのです。したがって、ファクタリングは「来店不要」で利用することも可能となります。
来店不要であれば利便性が高く、利用ハードルは低くなるでしょう。しかし、一方で「来店不要で資金調達できるなんて怪しい。大丈夫なの？」と思う方も少なくはないと思います。ここでは、来店不要のファクタリングの危険性について解説します。
結論から言いますと、来店不要のファクタリングは「悪質業者に騙されなければ安全」です。
ファクタリング業界には、一定数の悪質業者の存在が確認されています。来店不要の場合、ファクタリング会社の担当者と対面で話す機会が多くはありません。そのため、来店必須のファクタリングと比較すると、優良ファクタリング会社かどうかの判断がやや難しくなる可能性があります。
ただし、悪質業者には共通する特徴があるため、ポイントさえ抑えておければ、悪質業者を見極めることはさほど難しくありません。以下に挙げる悪質業者の特徴に該当していないか、利用時に確認することをおすすめします。該当しないファクタリング会社であれば、来店不要でも安全に取引を行えることでしょう。
【悪質業者の特徴】
・償還請求権のある契約
・担保や保証人を要求される
・手数料が相場（1%～30%）から逸脱している
・手数料は相場内だが、その他諸費用で高額請求される
・交通費や債権譲渡登記費用以外で内容不透明な諸費用の請求がある
・消費税を要求される
・売掛金の返還が一括ではなく分割
・債権譲渡・売買契約ではなく貸付契約
・契約書の控えをくれない
・会社情報（住所や固定電話）を開示していない
数年前までは、ファクタリングも、利用者がファクタリング会社を訪れて対面での契約を結ぶのが主流でした。しかし、ファクタリングの認知度向上に伴い、首都圏以外の事業主がファクタリングを利用するケースも増加してきています。そのため、遠方であるが故に、移動にかかる時間が惜しい、素早い資金調達ができない等の問題が生じたのです。さらに、新型コロナウイルス感染症拡大もあり、来店不要・非対面で利用できるファクタリング会社が急増しました。
来店不要でファクタリングを利用できるようになり、今まで利用したくても利用できなかった遠方の事業主からの利用も増加傾向にあります。今後ますます来店不要に対応するファクタリング会社は増えていくことでしょう。
来店不要で利用できるファクタリングのひとつに「出張訪問契約」があります。
出張訪問契約では、ファクタリング会社の担当者が利用者のもとへ訪問し、利用者の事務所で面談や契約を行います。担当者が訪問してきてくれるため、利用者はファクタリング会社を来店する必要がありません。
・ファクタリング会社の担当者と顔を合わせて契約を結びたい
・来店する余裕がないが信頼関係も重要視したい
・「即日入金」へのこだわりが強くない
このような状況でおすすめの契約方法となります。
出張訪問契約のメリットは、以下の通りです。
・来店不要でファクタリングを利用できる
・自社にファクタリング会社の担当者が訪問してきてくれる
・顔を合わせて面談ができる
・信頼関係が築きやすい
出張訪問契約の場合、来店不要でありながらファクタリング会社の担当者と対面で契約を結ぶことができます。ファクタリングは金銭取引を行うため、利用者・ファクタリング会社ともに信頼関係は重要と言えます。出張訪問契約では、対面で取引ができるため、利用者と担当者の間に信頼関係を築きやすい点はメリットとなるでしょう。
また、対面で面談を行うことにより、利用者の詳細な状況を把握することも可能となります。状況を考慮した上で審査や手数料設定をしてくれるため、好条件でファクタリングを利用できる可能性も高いでしょう。
出張訪問契約の注意点は、以下の通りです。
・出張費が発生する
・即日での入金は難しい
・人の出入りを目撃された場合ファクタリングの利用が知られる
・手続きはファクタリング会社の営業時間内に限られる
・担当者と会うためのまとまった時間を確保する必要がある
出張訪問契約の場合、利用者は来店不要となりますが、代わりにファクタリング会社の担当者が利用者の会社へ出張訪問することとなります。ファクタリング会社にもよりますが、出張にかかる交通費は利用者の自己負担となることが多いです。また、来店不要ではあるものの、担当者と対面での面談を行うため、まとまった時間を確保する必要もあるでしょう。さらには、利用者が遠方の場合、移動に時間を要する関係上、即日で入金できないことも珍しくありません。やや利便性には欠ける点には、注意が必要です。
郵送契約も、来店不要で利用できるファクタリングのひとつです。
郵送契約では、電話やメール・ウェブ上から申し込を行い、必要書類を郵送で提出するという形をとります。郵送により書類提出ができるため、来店する必要がありません。
・対面で面談をしたくない
・日中は忙しくてまとまった時間を確保できない
・資金調達に時間的余裕がある
・ネット環境が整っていない
・ウェブ操作が苦手
上記のような状況でおすすめの契約方法となります。
郵送契約のメリットは、以下の通りです。
・来店不要でファクタリングを利用できる
・ファクタリングの利用を知られる可能性が低い
・自由な時間に郵送できる
郵送契約の場合、ファクタリング会社の担当者と対面する必要がありません。来店や出張訪問することもないため、人の出入りからファクタリングの利用が知られるリスクも低いです。また、郵送するだけなので、まとまった時間の確保もいりませんし、ファクタリング会社の営業時間外でも手続きを進めることが可能です。事業を圧迫せずに手続きができる点は、メリットと言えるでしょう。
郵送契約の注意点は、以下の通りです。
・現金化までに時間がかかる
・郵送する手間がある
・信頼関係が築きにくい
郵送契約は、来店不要かつ時間的拘束が少なくファクタリングを利用できます。しかし、提出書類をコピーしたり、郵便局へ郵送手続きをしたりする手間は生じます。また、郵送までに時間がかかるため、即日で資金調達できることはほぼありません。担当者と直接顔を合わせる機会もないため、対面でのファクタリングよりも信頼関係を築きにくい点には、注意が必要でしょう。
来店不要のファクタリングには、オンライン契約もあります。
オンライン契約は、申し込みから入金までのすべての手続きをオンライン上で完結できます。スマートフォンやパソコンがあれば、いつでもどこでも手続きを終えられるため、ファクタリング会社へ来店する必要がありません。
・資金調達を急いでいる
・ファクタリングの利用を知られたくない
・まとまった時間を確保できない
・事業の隙間時間に契約を結びたい
上記のような状況で、オンライン契約はおすすめとなります。
オンライン契約のメリットは、以下の通りです。
・来店不要でファクタリングを利用できる
・手数料が安い傾向にある
・即日入金の可能性が高い
・必要書類が少ない
・ファクタリングの利用を知られる可能性が低い
・24時間いつでも利用できる
オンライン契約は、来店不要であるのはもちろんのこと、自社から一歩も出ることなくファクタリングを利用できます。すべての手続きをオンライン上で行えるため、書類提出にタイムラグが生じることもありません。また、AI審査が主流であるため、提出書類も少なく、審査にも時間を要しません。そのため、即日で入金を受けられる可能性が非常に高いです。さらに、ファクタリング会社の事務所代や人件費を削減できるため、手数料相場も1%～20%と割安で利用できます。来店不要のファクタリングの中でも、緊急性の高い資金調達や手数料を抑えたい場合に、特におすすめと言えるでしょう。
オンライン契約の注意点は、以下の通りです。
・ファクタリング会社と利用者の信頼関係を築きにくい
・審査の柔軟性に欠ける
オンライン契約は、来店不要かつ非対面でファクタリングを利用できます。利便性が高く、最速でファクタリングを利用できる反面、ファクタリング会社の担当者と利用者が対面する機会がありません。人となりを判断したり、詳細な情報をやり取りしたりする場がないため、信頼関係を築きにくい点には注意が必要です。また、必要書類が少ないことに加え、審査はAI審査が主流となります。少ない書類の中からしか審査を行えないため、審査の柔軟性には欠ける可能性もあるでしょう。
来店不要のファクタリングでは、出張訪問契約を除いて、ファクタリング会社の担当者と利用者が対面する機会がありません。まとまった時間を確保する必要がなく、隙間時間でファクタリングをできる点は、大きなメリットと言えます。
しかし、対面での面談を行わない分、信頼関係を築きにくいのも確か。信頼関係を築きにくいため、対面でのファクタリングよりも審査に融通が利かなかったり、手数料が高くなったりする可能性も否定できません。郵送契約なら電話、オンライン契約ならオンライン面談などで、担当者と話しをできる瞬間を大切にすることが重要です。電話やオンライン面談の場で、誠実さをアピールできれば、手数料が安くなる可能性もあるでしょう。
弊社「請求書先払い」は、来店不要でファクタリングをご利用いただけます。完全オンラインでの契約を採用しているため、お客様は事業所や出張先にいながら資金調達が可能です。これまでに、全国各地数多くの事業主様の資金繰り改善に貢献させていただいております。来店不要でのファクタリングを希望される方は、ぜひ弊社「請求書先払い」へご相談ください。
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