本記事では3社間ファクタリングの特徴についてメリット・デメリットと共に解説していきます。
ファクタリングを検討中だけど、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングどっちを利用すればいいの・・・?
最適なファクタリング方法を知りたい・・・!
という方は是非最後までご覧ください。
利用者様の状況に最適な資金調達方法が見つかり、安心してファクタリングを利用することが出来るでしょう。検討材料のひとつとして読み進めて頂き、ビジネスの危機回避や発展にお役立てください。
3社間ファクタリングとは、「ファクタリング会社」と「ファクタリング利用者様」と「売掛先」の3社間で行われる契約方法で、売掛先に譲渡通知を行いファクタリング会社が売掛先に直接支払いを受けることが特徴です。
①ファクタリング会社に申し込み・審査。審査段階で売掛先企業からファクタリング契約の承諾を得る。
②審査通過後、ファクタリング利用者様、ファクタリング会社、売掛先企業で契約を結ぶ
③売掛債権の買取り
④売掛債権から手数料を引いた額をファクタリング会社から利用者様へ振込
⑤売掛先からファクタリング会社へ振込
※3社間ファクタリングはファクタリング会社が売掛金を回収します。
2社間ファクタリングに比べて手数料が安く抑えられます。
2社間ファクタリングと比べて、3社間ファクタリングは売掛先企業をしっかりと審査できるのに加えて、ファクタリング会社が売掛先企業から直接債権を回収できるためです。売掛先企業がしっかりしていれば貸し倒れのリスクも低いためファクタリング会社が背負うリスクも少なくなるので手数料が低くなっています。
3社間ファクタリングの手数料相場は3.5%~10%になります。
2社間ファクタリングと違い、売掛先企業も参加するため売掛債権未回収リスクが低くなります。
支払いを売掛先企業が行うことになるので、2社間ファクタリングと比べて売掛金持ち逃げのリスクが低くなるため、審査が通りやすくなっています。
売掛先企業に売掛債権を売却する合意が必要になるため、必然的に売却したことが明らかになってしまいます。企業の信用に関わる問題になります。売掛債権の譲渡が知られると、資金繰りが悪化しているのではないかと懸念されて、その後の取引が減らされるといった悪影響が及んでしまう可能性があります。
売掛先への通知が必要になるので、売掛先へアポを取って、説明に行って、承諾書(同意書)を回収するという手順が発生します。売掛先が大企業であればあるほど、確認や決済のフローに時間がかかり、資金化までに日数を要してしまいます。
本記事では3社間ファクタリングの特徴をメリット・デメリットの観点から解説しました。
3社間ファクタリングは、手数料が抑えられ審査が通りやすいことがメリットです。反対に売掛先の合意が必要となることや現金化まで数日かかることがデメリットです。売掛先にファクタリング利用の事実を知られてしまうため、売掛先との信頼関係が結べていることが利用する上で大切なことです。資金調達までの期日に余裕があり、手数料を安く抑えたい方には3社間ファクタリングがおすすめです。
2社間ファクタリングとの違い、3社間ファクタリングの特徴についてご理解頂けたでしょうか?
ファクタリングサービスをより利用者様にとって最適なサービスにして頂けたら幸いです。