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【自営業者必見】請求書買取サービスとは?メリットとデメリットを徹底解説!おすすめの請求書買取サービス会社も紹介!

当記事では請求書買取サービスとは何か?そしてメリットとデメリットは何かを詳しく解説しています。
「急な支払いが重なり、資金ショートしそう…」
「事業の展開のために、急ぎ資金がほしい。」
「請求書が溜まる一方で、キャッシュフローが芳しくない」
などの悩みを抱えたことはありませんか?
事業を運営する中で、請求書が溜まることは、資金ショートのリスクを高めます。
なぜなら、実際に入金されなければ資金として扱うことができないから。
そのため、なるべく早く入金してもらえるように促したいところですが、取引先との関係上、そこまで催促はできません。
そこで、おすすめなのが『請求書買取サービス』。
請求書買取サービスを使えば、請求書を早期に資金化でき、キャッシュフローの改善や資金調達に適しています。
この記事では、

  • 請求書買取サービスの特徴
  • 請求書買取サービスのメリット・デメリット
  • おすすめの請求書買取サービス会社5選

を解説します。
最後には、請求書買取サービスでキャッシュフローが改善した事例も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

請求書買取サービスとは?

請求書買取サービスとは、その名の通り請求書を買い取ってもらうことで資金調達をするサービス。
なお、請求書買取サービスは『ファクタリング』と呼ばれています。
例えば、急に資金が必要になった場合に、未入金の請求書(=売掛金)を請求書買取サービス会社に買い取ってもらって最短即日で資金を調達します。
事業を行っていると、未入金の報酬が貯まることで、手元の資金が少なくなることもあるでしょう。
その状況が繰り返されれば、資金ショートに陥ってしまうかもしれません。
そんな状況を乗り越えるためのサービスが請求書買取サービスと言えます。

個人事業主でも利用できるのか?

結論から言うと、法人でも個人事業主でもフリーランスでも請求書買取サービスは利用可能です。
なぜなら、請求書買取サービスの審査では、利用者ではなく請求先(=売掛先)に返済能力があるかを重視するから。
しかし、請求書買取サービス会社によっては個人事業主やフリーランスを対象としていないところもありますので、利用前に確認するようにしましょう。
この記事の最後には、個人事業主でも利用できるおすすめのファクタリング会社を紹介しています。

請求書買取サービスを利用するメリット7つ

請求書買取サービスのことをお伝えしましたが、融資と比べて何が良いのかはまだよく分からないかと思います。
そこでここからは、請求書買取サービスを利用するメリットを7つ紹介します。

1,キャッシュフローを改善できる

企業で資金難になる場合の多くは、管理不足や認識不足であると言われています。
おそらく、売掛金が資金として入金されるまでの認識が甘いのでしょう。
売掛金や請求書をたくさん抱えていても、現状で資金があることにはなりませんから、資金化するための手段は必要です。
そこで、重宝されているのが『請求書買取サービス』。
請求書買取サービスは、まさにこの売掛金を資金化できる手段として最適です。
中には、最短数時間や即日での資金化に対応しているところも。
結果、資金を会社に置くことで、キャッシュフローを改善させることができるでしょう。
また、請求書買取サービスは継続的に利用できるため、毎月定期的に入金される予定の請求書を月毎に前もって資金化できます。

2,最短数時間で資金調達できる

請求書買取サービスは、融資や借入と比べて、審査から入金までのスピードが早いです。
各資金調達方法に要する時間はこちら。

  • 銀行融資:2週間~1ヶ月程度
  • ノンバンク:3日~2週間程度
  • 請求書買取サービス:即日~1週間程度

請求書買取サービスだけ格段に早いのが、分かりますよね。
急な支払いが必要だったり、資金調達が必要になったりした場合は、1日でも早く資金調達を行いたいというのが本音。
そのため、最短即日で入金される可能性がある請求書買取サービスは非常に重宝されています。

3,保証人や担保なく利用できる

融資や借入による資金調達では、担保や保証人が必要です。
対して請求書買取サービスでは、担保や保証人を必要としません。
そのため、あらかじめ準備するものが少なく、素早い資金調達を可能としています。
また、担保や保証人をつけられず銀行借入などが出来なかった場合でも、請求書買取サービスの利用はできます。

4,借入扱いにならない

融資や借入は、借入扱いとして信用情報に残ります。
仮に支払いが滞納したり、審査に通らなかったりすると、信用情報にキズがつくでしょう。
しかし、請求書買取サービスは請求書の売買ですから、借入扱いになりません。
そのため、請求書買取サービスは、できるだけ借金をしたくない場合にはおすすめのサービスだと言えますね。
もちろん、決算や確定申告の借入負債には計上されませんので、安心して利用してください。

5,融資の審査に通らないような状況でも利用できる

融資や借入の審査は、利用者の返済能力を重視します。
そのため、会社の経営状況、個人の収入状況次第では審査に通りません。
しかし、請求書買取サービスは請求先の支払い能力を重視します。
審査の対象が違いますから、融資や借入の審査に通らなかった場合でも、請求書買取サービスは利用できるかもしれません。

6,報酬の未回収リスクをマネジメントできる

請求書買取サービスの契約は、ノンリコースです。
ノンリコースとは、取引先の事情で請求金額の支払いがされず、利用者が請求書買取サービス会社に入金できなかったとしても、利用者に代金の支払いを求める権利がない契約のこと。
つまり、一度請求書を資金化してしまえば、入金されないリスクを背負う必要がないことを指します。
買い取ってもらえるかは分かりませんが、入金にリスクを感じる取引の場合にも、請求書買取サービスの利用を検討しても良いでしょう。

7,資金調達が取引先にバレない

請求書買取サービスを利用する際に、取引先に知られてしまうと、資金難を疑われてしまうかもしれません。
もし、資金難を疑われてしまうと、信用を無くしたり、取引を分散されてしまったりすることもあるでしょう。
そのため、資金調達は取引先に知られたくないという方がほとんど。
請求書買取サービスであれば、特殊な状況を除き、取引先に資金調達を知られることはありません。
契約形態によっては取引先に知られる場合もありますので、契約内容を確認してから契約を結ぶようにしましょう。

請求書買取サービスを利用するデメリット5つ

ここまでで、請求書買取サービスのメリットを紹介しました。
一見、融資や借入と比較して良さそうに見える部分もありますが、請求書買取サービスにもデメリットは存在します。
そのため、ここからはデメリットを5つご紹介します。

1,手数料がかかる

融資や借入に金利があるのと同様に、請求書買取サービスには手数料が存在します。
ここで言う手数料とは、請求書を買い取る代わりに手間賃、リスク代行として手数料を引いた分を入金しますといったこと。
請求書買取サービスの手数料相場はこちら。

  • 2社間契約:請求金額の10%〜30%
  • 3社間契約:請求金額の1%〜10%

後述しますが、請求書買取サービスは契約形態によって相場が大きく異なります。
前述した取引先に知られないようにするためには、2社間契約を結ぶため、手数料は割高になることがほとんど。
しかし、オンライン完結の請求書買取サービスを選べば、相場よりも安くなることがあるため、利用の際には慎重に手数料を比較してください。

2,融資と比べて手数料が高い傾向がある

請求書買取サービスは、融資や借入と比べると手数料が高くなる傾向があります。
なぜなら、請求書買取サービスは審査が柔軟で、審査に通りやすいサービスだから。
審査に通りやすいということは、銀行と比べて請求書買取サービス会社が損をする可能性が高いということです。
そのため、損をしないような手数料設定を行っているのでしょう。
しかし、審査に通りやすく素早く資金調達をできることは非常に大きな強みですので、重宝されているのです。

3,請求予定金額内でしか資金調達できない

請求書買取サービスは、その名の通り、請求書を買い取って入金するサービスですので、請求予定金額の範囲でしか資金調達できません。
融資や借入であれば、事業に必要な資金を担保という形で借入できます。
そのため、売掛金を超えた大口の資金調達を行う場合には、融資や借入が適しているでしょう。
また、これが請求書買取サービスは借入扱いにならないということを示しています。

4,取引先に利用を知られる契約形態もある

2社間契約では、基本的に取引先に請求書買取サービスの利用を知られることはありません。
しかし、債権譲渡登記というものを設定する際には注意してください。
この契約の際には、法務局などに申請を行わなければならず、登記情報は第三者が見ることのできる情報です。
そのため、どうしても取引先に知られたくない場合は、債権譲渡登記のない請求書買取サービス会社を選ぶようにしましょう。

5,自分に合った請求書買取業者を選ぶのが難しい

今や、請求書買取サービスを扱っている会社は約100社になります。
それぞれで特徴や強みが異なりますから、自社の状況に合った会社を選ぶことが求められるでしょう。
しかし、100社の中から自社に最適な会社を選ぶのは簡単ではありません。
また、悪質業者の存在も確認されています。
そのため、買取業者を選ぶのが難しいということはデメリットになり得ます。

請求書買取サービスの仕組みを解説

ここまででメリットとデメリットを解説しました。
その中で何回か話題になった契約形態を紹介します。
まず、請求書買取サービスの仕組みはこのように成り立っています。

  1. 取引先と契約をした後に請求書を発行
  2. 請求書をもとに請求書買取業者へ査定依頼
  3. 買取が可能かつ買取金額に納得であれば契約へ
  4. 買取契約を締結
  5. 買取金額を利用者へ支払う
  6. 支払い期日に取引先が利用者に支払う
  7. 支払いがあった当日に、契約金額を買取業者に支払う

契約形態によって流れは異なりますが、このような流れで進むことがほとんど。
では、契約形態ごとの特徴を解説します。

2社間契約|取引先に知られずに利用可能

2社間契約は、利用者と請求書買取サービス会社の2社間で取引を行う契約形態。
取引先が契約に関わらないため、債権譲渡登記を行う場合を除いて、取引先に知られることはありません。
その代わり、請求金額が請求書買取サービス会社へ支払われないリスクがあるため、手数料は3社間契約と比べて高くなっています。
また、素早い資金調達を希望する場合には、審査時間や書類の関係上、2社間契約を結ぶことをおすすめします。

3社間契約|取引先に知られるが安い手数料で利用可能

3社間契約は、利用者と取引先、請求書買取サービス会社の3社間で契約する形態のこと。
そのため、請求書買取サービスの利用を取引先に知られる契約形態です。
その代わり、入金のフローが明確になるため、手数料は低く抑えることが可能。
さらに、取引先が請求書買取サービス会社へ直接入金作業を行うため、利用者に入金の手間がかからないことも魅力の一つ。
取引先が資金調達に理解のある場合や、自社のサービスに依存している場合には、3社間契約を利用してみてはいかがでしょうか。

おすすめの請求書買取サービス会社を5社紹介!

請求書買取サービスについて、大体はご理解いただけましたか?
ここからは、おすすめの請求書買取サービス会社を5社紹介いたします。

MSFJ

MSFJは、複数の請求書買取サービスプランを提供している会社です。
プランはこちら。

  • クイックファクタリング
  • プレミアムファクタリング
  • 個人事業主専用ファクタリング
  • フリーランス専用ファクタリング

以上の4つのプランがあり、お客様の状況に合わせたプランを用意しています。
例えば、フリーランス専用ファクタリングは、手数料3.0%~10.0%で利用可能、最短60分で入金、10万円~1,000万円の買取に対応しています。

フリーナンス

フリーナンスは、GMOグループのGMOクリエイターズネットワークが提供する請求書買取サービス。
その名の通り、フリーランスに向けた請求書買取サービスを提供しています。
フリーランスの特徴は、申し込みから最短即日で現金化ができる点と、保証が充実している点の2つ。
フリーナンス内のサービスである『フリーナンス即日払い』に登録しておけば、資金が必要な時にすぐ申請ができ、25万円〜1000万円まで請求書買取してもらえます。
しかし審査の特性上、11時30分以降の振り込みは翌営業日に処理されることがほとんど。
そのため、即日入金を希望する場合には適さないかもしれませんので、慎重に検討するようにしましょう。

ナゲット

ナゲットはフリーランス・個人事業主向けのオンライン請求書買取サービス。
運営元は東証一部上場企業のセレスであるため、他の会社と比べて安心した取引が行えるでしょう。
ナゲットの特徴は、最短60分での入金が可能であること。
スピーディな入金を実現できた理由としては、オンライン完結、提出書類の少なさ、独自審査があげられます。
提出書類が少ないことは、利用者にとっての手間も少なくなるので、忙しい方にもおすすめ。
実際には、請求書とエビデンス(取引先とのメールなど、取引を裏付ける資料)があれば申し込みできます。
請求書買取サービスの入金スピードを重視する個人事業主・フリーランスは、ナゲットを利用してみてはいかがでしょうか。

OLTA

OLTAは、請求書買取サービスのみに特化した会社。
OLTAの特徴は、オンラインで完結できる請求書買取サービスを提供していることです。
オンラインで完結する請求書買取サービスは、従来の請求書買取サービスと比べて、審査から入金までがスピーディであり、手続きも簡単。
請求書買取サービス会社側の人的コストが低いため、従来の2社間契約と比べて手数料も低い傾向にあります。
また、少額のファクタリングにも対応しているため、個人事業主やフリーランスにもおすすめできる請求書買取サービスと言えるでしょう。
対面で安心した取引をしたい人には不向きですが、特にこだわりがなければOLTAの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

yup先払い

「先払い」はyup株式会社が提供している請求書買取サービス。
先払いの特徴は、審査通過率が80〜90%と高水準であることです。
審査通過率が高いということは、審査が柔軟であることを指します。
入金までのスピードも早く、最短即日で資金調達が可能。
対象は個人、法人であるため、多くの方が利用できるでしょう。
審査に通りづらいような会社と取引をしている場合には、先払いの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

この記事では、

  • 請求書買取サービスの特徴
  • 請求書買取サービスのメリット・デメリット
  • おすすめの請求書買取サービス会社5選

を紹介しました。ご理解頂けたでしょうか。
請求書買取サービスは、上手に活用することでキャッシュフローや資金繰りを改善してくれるでしょう。
請求書買取サービスは銀行融資やノンバンクと比較すると、資金調達までの期間が短くスピーディに手元に資金が入ることが大きなメリットです。さらに、業績不振でも売掛先への信頼があれば利用可能であり、バランスシート上の負債も増えません。デメリットは手数料がかかることです。会社の状況に合わせて資金方法を検討すると良いでしょう。
もし、今資金くりやキャッシュフローに悩まれている方がいましたら、ぜひMSFJに一度ご相談ください。MSFJではどんな方でもご利用いただけるようなプランをご用意しております。
あなたに合った資金調達の手段を提案させていただきます。

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